美容科2年 卒業認定実技試験が行われました
皆さん、こんにちは
美容科2年生を対象に卒業認定実技試験が本日の午後より行われました。
YIC京都では卒業認定実技試験はいよいよ来年2月に迫った美容師国家試験の実技試験と同様の流れで行われ、全員が国家試験合格を目指します。
2年生は国家試験の受験と同様の白衣姿で会場に入場。後輩の1年生らは来年に備え、しっかりと見学。
試験監督員(検定審査資格を持つ教員)から時間と作業する内容を指示され、決められた時間内に消毒やウィッグ・用具の準備など各工程ごとに審査を受けます。
まずはカッティングのレイヤースタイル。
段差をつけてカットするヘアデザインでカットに要する時間は20分。国家試験では事前準備は8分間で行われます。
レイヤーカット終了後は国家試験同様の審査が行われます。カッティングでは切り残しはもちろんのこと、ウィッグの顔や表面に切った髪の毛が付いていたり、ウェットカット時の水滴が残らないように拭き取りますが、これが不十分だと減点対象となります。
審査は基本減点制で評価されカッティングでは正面や側面、襟足(ネープ)など各セクションごとの仕上がりの毛髪の長さにそれぞれ規定があり、例えば前髪の長さは6cmより2cm以上やネープは10cmより2cm以上の過不足が見られると減点となります。
続いて次の課題、オールウェーブセッティングの試験が実施されました。
オールウェーブセッティングはローションを馴染ませたウィッグに指で形を作るフィンガーウェーブやピンカールなどの技術を駆使して頭髪全体がウェーブ状にセッティングされたパーマスタイリングで映画やオペラなどで見かけるようなちょっとクラシカルなデザインのセッティング。
もちろん試験の判定は 理容師美容師国家試験委員会が定める「美容師実技試験課題別審査マニュアル」に従い、
審査員の資格を持つYIC京都の専任教員らが担当します。
2年生の皆さん、お疲れ様でした。