〈企業連携授業〉リーガロイヤルホテル大阪様によるブライダル科企業連携授業のご紹介
皆さん、こんにちは
今回はブライダル科
で行われている企業連携授業のご紹介です。
ブライダル科2年生を対象に「ホテルビジネス実務」の授業を株式会社ロイヤルホテルが運営するリーガロイヤルホテル大阪より現役のブライダルプランナーをお招きして
行いました。
大阪の迎賓館として誕生し、創業88年の歴史を誇るホテリーガロイヤルホテルグループの旗艦ホテルであるリーガロイヤルホテル大阪。格式だけを重んじるのではなく、結婚式の本質を大切にし、ご婚礼、ご宴席、ご宿泊など、多彩なお客様のご要望にお応えするようお仕事をなさっておられるブライダルプランナーの目線からお仕事の構え、業務をするうえで大切になさっておられることを「ウェディングに関わるプロ」をテーマに授業を行っていただきました。
授業は対面参加の学生と一部感染症対策としてオンラインで受講できるよう配慮して行われました。
このコロナ禍の中で36組の婚礼を担当されたブライダルプランナー経験から今日は以下のアジェンダで講義が行われました。
・ホテルの業務（分業制）について
・2022年度の挙式実施件数についてコロナ禍以前トの比較
・閑散期と繁忙期のスケジュール管理
・お客様からの指摘事項
・ブライダル部のやりがい
・最近の挙式で人気のある演出について
・ホテルで取り扱うドレス衣装について
・ブライダルの装花にかかる費用の実際
・グループワーク
・発表と振り返り
コロナ禍で回復しつつある婚礼や披露宴などもコロナ禍以前との比較ではまだまだ難しい状況が続いている様子。グラフを見ると今年2月に「まん延防止等重点措置に基づく要請」が発令されると婚礼などの実施に影響があった様子が伺えたが、その中でも感染防止の取り組みながら挙式や披露宴を行えるようさまざまな取り組みをなさってこられたようです。
挙式費用の中でも「装花」に伴う実際にかかった費用などを事例とともにご紹介いただきました。
「装花（そうか）」とは、挙式会場の祭壇や披露宴会場の高砂やテーブルなどを飾るお花のこと。配色や好みなどのご希望や予算などをもとにどのようなお花を選び、色やボリューム、セッティング方法など人気のフローリストの作例を参考にしながら業務ではご相談することもあることなどを著名なフローリストのInstagramの作例を実際に検索してご紹介していただきました。
プランナーのお仕事で注意することやトラブルへの対処、人気の挙式演出などはとても学生たちも関心をもって授業に聞き入っていました。
グループワークでは「ウエディングに関わるプロ」の意識すべきポイントについてに考え、それぞれグループごとに発表しました。
最後に講評・質疑応答をしていただき、盛りだくさんの内容で授業は終了。
学生にとってコロナ禍のホテルウエディングの現状を現役のブライダルプランナーから直接伺うことができ、とても貴重な授業となりました。
