美容師なら目指したい「ヘアケアマイスター」
ヘアケアマイスターとは
ヘアケアマイスターは、日本ヘアケアマイスター協会が認定を行っている資格です。ヘアケアに関する正しい知識を身につけて、お客様の髪の状態を正しく診断・処置することができる美容師のことを言います。
豊富なヘアケア知識を活かしてお客様の美しく健康的な髪作りをサポートすることができるため、髪のダメージを気にする方が多い現代ではとても頼りになる存在です。
受験資格は、美容師免許または理容師免許を取得して美容師・理容師として働いていることで、スタイリスト歴・アシスタント年数などのスキルに関する規定はありません。美容師免許や理容師免許を持っていればどなたでも挑戦できます。
仕事内容
ヘアケアの専門家として、お客様へしっかりと現状・技術・お手入れ方法の説明を行うのがヘアケアマイスターの仕事です。まずは、お客様の髪の状態を診断して、髪質やダメージ具合をお伝えします。
そして、その日行う施術内容を説明した上で施術に入ります。施術後は、お客様がヘアスタイルを楽しめるように、お手入れ方法や注意点などのアドバイスを行います。
毛髪の状態や施術内容などを詳しくわかりやすく説明するのは、ヘアケアマイスターに必要なスキルです。お客様からの信頼に直結するため、説明責任をしっかりと果たしましょう。
認定試験の内容
プライマリーコース
主に、髪の健康について出題されるのがプライマリーコースです。髪の構造や髪がダメージを受ける原理などの毛髪科学、ダメージの原因を追求するカウンセリング、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア剤についての知識が必要となります。専門学校【YIC京都】で資格取得が目指せるのもこちらのコースです。
ミドルコース
ミドルコースでは、プライマリーコースの内容に併せてカラーやパーマについて総合的な知識が出題されます。ヘアカラー剤やパーマ剤の基礎知識、仕組み、ダメージ対策などの知識が必要です。
マイスター(1次・2次)コース
マイスターコースの1次試験では、スキャルプ・皮膚科学の内容が出題されます。スキャルプケアやパーマ・カラー剤が皮膚に与える影響などです。2次試験では、お客様の髪の状態を正確に伝えて要望を理解するというコミュニケーションスキルが求められます。
専門学校【YIC京都】では、プライマリーコースの資格取得が目指せます。美容専門学校としては珍しい通信での学習コースもご用意していますので、専門学校に通いたいものの理由があって通えない方や働きながら資格取得を目指す方におすすめです。