全米ブライダルコンサルタント協会ウエディングセミナーを開催!
皆さん、こんにちは。
本日はブライダルホテル科1年生を対象に全米ブライダルコンサルタント(ABC)協会よりアジア&オセアニア統括代表の小原様を講師してお招きして開催したブライダルセミナーのご紹介。
アフターコロナの国内のブライダル業界の動向や挙式費用の平均額などブライダル市場を取り巻く現状について伺いました。
挙式、披露宴の際にお招きするゲストについても国内と海外の考え方の違い、国内では当たり前のように上司やお世話になっている会社の方々をお招きするところ、ビジネスライク、プライベートを大切にする欧米の考え方についてのお話はちょっと衝撃的でした。このような国内のウエディングの常識的な提案や企画も今の時代のニーズとズレてきているとのことでした。
現在のウェディングのトレンドでは前撮りの考え方として日本の四国エリアの古くからある考え方と今人気のウェディングフォト、特に韓国では前撮りウエディングフォトはクオリティも高く、人気のカメラマンに撮影していただくなど企業競争の激しい、ウェディング事情などをとても興味深くお話を伺いました。
また、市場動向と婚礼カップルの動向では、今はInstagramなど個が発信できる時代。写真付きで高いクオリティで紹介される「挙式の際にやってよかったこと」や「後悔したこと」、「ウェディングフォトのおすすめ」などを参考にするカップルが多い中、プランナーも常にアンテナを伸ばして情報を取りに行くことがとても大切であることや、将来のウェディングプランナーとして日本国内のホテルやハウスウェディング、ゲストハウスが取り組むテーブルプロジェクションマッピングや披露宴会場全体をプロジェクションマッピングで演出するなど、人気の演出について動画でご紹介いただきました。これはかなりのインパクトがありました。これからの挙式の在り方についてでは婚礼カップルは意味のある挙式、披露宴には費用を惜しまない。だからこそ、従来の演出に固執するのではなくダイバーシティやお二人の希望に寄り添った演出、提案力が必要とのお話もありました。
最後にABC協会認定ブライダルプランナー検定の受験からその後の資格取得や就活に於いてブライダル業界で働く人材像や就活で活用する対話型AIの具体的な活用事例のアドバイスはとても参考になったことと思います。
以前のセミナーで社会人となるこころ構えとして小原様からいただいたメッセージを思いだしました。
社会人になりウエディングプランナーとして接客する際、お客様に名刺差し出し、与えられた仕事・自己紹介をする前に
新郎新婦に「この度はご結婚、誠におめでとうございます。」と心より祝福の言葉を先ず伝えられる業界人になっていただきたい。とお言葉を頂戴しました。
本日のセミナーを通じて、新郎新婦に寄り添い、まごころ込めてお二人の新たな門出を演出できる素敵なウエディングプランナーを目指してもらいたいと感じました。
本日は、本校の職業実践・キャリア教育の取り組みにご理解、ご協力をいただいた全米ブライダルコンサルタント協会の小原様に厚くお礼申し上げます。